15.04.10 カテゴリー:29奈良県
世界遺産にふれる喜び、思いつきだからよけいに嬉しい 吉野山とタカヤマ 2015.04.09
雨続きの4月、今日は雨間の一日。好天とはいかないが雨の心配はない。ご近所も良いけど、日本人なら吉野の桜!世界遺産の吉野の桜!ネットでは満開の情報が出ていた。
「今日行かないと、今年も吉野の桜に会えないかもしれない!!」
4月9日(木)そう、思い立ったのが午前11時。身支度を整えて、相棒のSR400を車庫から引き出したのが午後1時。
吉野山に到着したのが午後3時45分でした。
「今日は平日だから、バイクなら、歩行者天国以外のマイカー通行規制区間も走れるよ」と駐車場係のおじさんに教えていただきました。
いったん、近鉄吉野駅までくだり、観光車道を再び上ります。如意輪寺駐車場から奥には、中千本の桜が間近になります。
しかし、そこは山桜、めでるために植えられた、公園のソメイヨシノとは違うため、距離があり、遠くて神々しい存在に思えます。通行の邪魔にならないところにSRを停車し、写真を撮影して、すぐに移動を繰り返します。自分以外の観光のかたは、テクテク歩いておられます。
もう、時間は夕刻5時。帰路につかないと、日が沈む、そんなとき、道路間際に「豊太閤花見塚」の道標を発見。
太閤さんが花見をした場所があるらしい。山腹に山道が導かれています。一体どれほど歩くのやら、日が沈んだらどないしょ。今日は4月とは思えぬ気温の低さに、身体が硬くなり始めている。あれこれ考えながら山道を行くと、良かった良かった、5分ほどで、花見塚に到着。
太閤秀吉が5000人を従えた花見とのこと。400年前と同じ景色に違いない、両の瞼と、カメラに収めた歴史の絵巻。
はるかかなたにはなりますが、吉野山の桜全体が見渡せました。
世界遺産の桜を、短時間で堪能した一日でした。
午後5時30分。吉野山を退却。一路家路をひた走る。あー寒かった!