やっぱり、現存天主は存在感が違うぞ!松江城。2015.04.18
島根で迎えた最初の朝、本日のトップ訪問は松江城。
一部に白漆喰があるものの、
窓廻りの木部はすべて黒塗りで
黒を基調とした天守でした。
全国に現存する12天守の一つで、
天守の平面規模では2番目、
高さでは3番目、古さでは5番目とのこと。
(観光協会ホームページ:国宝・重要文化財建造物目録/文化庁編)。
昭和10年に国宝に指定されたが、
昭和25年の文化財保護法の制定により
重要文化財と改称されそうな。
現在、松江観光協会内に「松江城を国宝にする市民の会」
なるものが熱心に活動を行っているそうな。
1611年の竣工とのことで、築400年。現存天主は風格が違う!
大手門跡の右手には芝生と松の広場となっている。
小泉八雲の時代、尋常中学校の運動場として使われていたそうな。
城内には、城を支える柱や急な階段、など、
400年がタイムスリップする空間に迎えられる。
四方が開放される構造となっており、
犬山城などのように、ベランダ
(こんな風に呼んでよいのかタカヤマは知らない)
が作られておらず、天主の内部に居ながら四方が見渡せた。
大きな石垣を見るにつけ、
人力だけでのくみ上げ作業の大変さが伝わる。
実際どうやってくみ上げるのかが良く理解できていない。
昔の人はすごかった。