15.04.18 カテゴリー:32島根県
55歳で電車の運転手の気分を味わう男の一畑電車、レトロ旅 その6 伊野灘駅(いのなだえき) 2015.04.18
●出雲大社参拝の帰り道、バタデン「電車アテンダント」さんから「是非ともココは外さない下さい」と強く勧められたのが「伊野灘駅」。一畑口駅より宍道湖温泉方面の隣の駅。駐車場で待つ相棒BRZとともに、ナビで確認した場所に移動。しかし、その先には「注意 この先行き止まり」の表示。
●しかたなく、相棒と離れ、徒歩でナビの示す地点に移動することに。
●堤防状の高台に、電車の電線を見つけました。良く見ると、その高台に白い小屋と、小屋に続く白いフェンスを発見。
●そこに行き着くには、宍道湖に注いでるのであろう小川を、木造りの橋で渡っていことが必要でした。不安と期待でやや足早になります。
●渡った先のには、幅1メートルもないあぜ道が。そして白いフェンスには石段があるのです。
●石段を登りきると、ありました!!そこは目指す「伊野灘駅」
●駅舎になっている小屋とホームをあわせても1メートルそこそこの幅しかありません。
●白いフェンスの石段は駅の裏口。表口はアスファルト舗装の歩道が導かれていましたが、やはり道幅は1メートル以下です。
●駅舎の中には時刻表と中井貴一さんの写真が!
●おお、主人公「筒井肇」は、ここにこうしてたたずみ、人生を熟考していたのだ。くいのない49歳の電車の運転士となったのだ!
●タカヤマも主人公になりきって、ベンチに座ります。
●眼下には国道431号線と宍道湖の雄大な景色が。もうこの駅の存在そのものが映画です。
●にわか中井貴一は、素敵な時間と空気を全身に感じながら、再び、この石段を降りていったのでした。