15.04.18 カテゴリー:32島根県
400年前にタイムスリップ ぐるっと松江 堀川めぐり 2015.04.18
●お城駐車場の眼前の「大手前広場」に、この「堀川めぐり」の看板を見つけました。受付の方からこんな回答を受けました。「お堀をめぐる遊覧船です。コースの全長は、約3.7Km、所要時間は、約50分。船着場はココを含め3箇所あります。どこで降りてもどこで乗っても自由です。一日乗船券となっています。」
●料金は1230円、所要1時間にどうしようかとも思いましたが、松江の目玉観光船とのこと。乗船することとしました。
●聞くところによると、松江は、お城のみならず、その周囲のお堀も、築城当時そのまま現存しているのだそうな。
●舟は15分間隔で発着。船頭さんより、次のご指導を受けます。「お堀の遊覧コースは16の橋をくぐります。そのうち4つほど、低い橋があります。その橋を通るとき、屋根を下げます。一度練習しましょう。」船頭さんの操作で、モーターにより、屋根の柱が折れ曲がり、乗客は腹ばい状態で舟に身を寄せます。「大変良くできました。ご協力感謝します。」船頭さんにほめられて、いよいよ築城400年前にタイムスリップの船旅に出発です。
●舟は最初に武家屋敷横を進みます。景色が時速3キロで流れていきます。案内をしてくれる船頭さんの声とともに、確実に時間がゆったりと流れるのを感じるのがとても、心地良いのです。
●小泉八雲さんの像のある小泉八雲記念館を過ぎ、舟は順調に進みます。
●これは、乗船して正解でした。通りを歩く人の姿が着物姿でなかったり、自動車が往来していることが不思議に思えるぐらい、ここで感じる空気は江戸時代です。
●こんな低い橋の下をくぐるのは、練習の成果が発揮されます。
●途中、お堀で暮らす亀の一家が、日差しに誘われ、家族で甲羅干しをしていたり、水鳥が舟にあわせて泳いでくれたり、動物たちも歓迎してくれています。
●カラコロ広場発着場を過ぎると、一般の民家の間をぬけていきます。お堀沿いに美しいガーデニングを施したお家がとても多いのにも驚きました。多くの人に見られることは互いによい刺激になっているのでしょう。
●さて、再び天主が見えてきました。もう、この絵は、映画の一場面です。
●船頭さんの美声による解説と民謡も堪能しました。
●松江に来て、良かったと思える1時間でした。