15.04.19 カテゴリー:32島根県
須我神社、雨が煩悩を洗い流す、スサノオノミコトを追いかける一日の始まり 2015.04.19
●参拝時に頂いたパンフによると、須我神社の主祭神は「すさのおのみこと」「くしいなたひめのみこと」のご夫婦とそのお子さんの三神だそうです。ご夫婦とお子様を祀ることから、「縁結び」「子授・安産」「除災招福」のご利益があるそうです。
●本殿の脇には、「すさのおのみこと」と「くしいなたひめのみこと」が詠まれた「八雲立つ 出雲八重垣 つまごみに 八重垣つくる その八重垣を」の歌碑があり、これが和歌の始まりで、歌中の「出雲」が国名の起源となったのだそうです。そして、古事記・日本書紀にある「須賀宮」がここ「須我神社」だそうで、この神社は「日本初の宮」「和歌発祥の地」の由縁となるそうです。いやいや、こういう言葉が心にしみるのは、日本人だからでしょうね、どこかに染み付いているのだと思えます。
●神主さんから「こんな天候で難儀でしょうが、是非とも奥宮にお参りして下さい」と勧められます。手渡された案内図には、「奥宮駐車場まで2キロ。駐車場から参道を登って約400メートルで奥宮に到着する。」とありました。相棒BRZで駐車場まで移動。案内標識を確認し、傘を片手に、参道を登ります。
●さすがに、和歌発祥の神社です。途中の「神泉坂根水」の水場までに八石の歌碑が参道の傍らに設置され、参拝者を癒します。
●最後の詰めとなる石段の両脇には、御本尊までに二十石の歌碑が、参拝者を応援します。踏みしめながら、上を見上げて登ります。
●ご本尊の「夫婦岩」に到着。その大きさと、苔むした姿に、日本の神話の歴史を体感するタカヤマでした。
●本日は、スサノオノミコトの追っかけをします。
須我神社データ:出雲國神仏霊場第十六番
〒699-1205 島根県雲南市大東町須賀260
tel 0854-43-2906 fax 0854-43-5537