15.04.20 カテゴリー:32島根県
もうひとつの世界遺産 鞆ヶ浦 銀積み出し港 2015.04.20
●琴ヶ浜から海岸にそって、一キロほど南西に下った入り江が鞆ヶ浦です。
駐車場に相棒を停め、食事・宿泊の看板が出ている「鞆の銀蔵」さん(0854-88-3015)の横を過ぎたところにある「友トンネル」をくぐります。トンネルの向こうは鞆の港です。
●静かな湾内に、漁船が何隻も停泊中でした。作業されている猟師の方もみえました。
●案内表示板によると、この鞆が浦は「石見銀山から最短距離の港にあたり、銀山開発初期に銀鉱石を積み出した港である」と記されています。
●集落のひとつを改造して「石見銀山世界遺産センターサテライト施設~鞆館~」があり、鞆ヶ浦集落の生活の様子が公開されていました。
●沖の蛇島訪問の折に勉強した「松浦屋与兵衛」さんが開発した「イモ釜」も見ることができました。
●館内にあったパンフレットによると、この鞆ヶ浦港がもっとも栄えたのは約300年前ほどで、銀の鉱石は主に博多に運ばれていたとのこと。
●雨やどりしながら、鞆館を見学。しばし往時に思いをはせてみました。
●鞆館をでると、カタツムリが路の中央を横断していました。車が通れない道幅なので、安心して移動しているのでしょうか。
●相棒BRZのところに戻る道すがら、電柱には何羽もウミネコが停まり、人間たちの営みを観察しているように振舞っていました。
鞆ヶ浦「鞆館」データ(鞆館パンフレットより)
住所 島根県太田市仁摩町馬路205
開館 3月~11月 開館時間 9時~17時 入館無料
問合せ 太田市教育部石見銀山課0854-82-1600
駐車場 無料「鞆の銀蔵」の手前50メートル