15.04.21 カテゴリー:35山口県
ドラマの中では文さんの笑顔があふれるお家 「吉田松陰幽囚の旧宅」2015.04.21「大河ドラマ~花燃ゆ~」ゆかりの地をめぐる その3
●杉家のお家です。セットで復元されたこの家が、ドラマでは最も多く登場しています。
●井戸もそのまま残っています。
●広い中庭。
●松蔭先生が読書しながら米をついた木も残っています。
●ドラマの中でも、何度か印象的な場面に使われた「屋根裏部屋もありました。
●幽囚の部屋も、そのままになっています。
●ドラマのセットでは、この家がしっかり復元されていることに感心すると同時に、テレビで見る印象の家より、ずいぶん広い家なんだと感じました。
●以下、入り口の説明板の内容です。
国指定史跡「吉田松陰幽囚の旧宅」
所在地 萩市大字椿東字新道
指定年月日 大正11年10月12日
説明
この建物は吉田松陰の父杉百合之助の旧宅であるが、始め家禄49石余りの親族瀬能家から借りたものでかなり広い。
松蔭は伊豆下田港で海外渡航に失敗して江戸の獄につながれついで萩の野山獄に移されたが安政2年(1855)許されて実家へとお預けとなり三畳半一室に幽閉されることとなった。
ここで父兄や近親が松蔭の講義を聞き、やがて入門者が増えて私塾の形態ができるようになった。この講義は安政4年松下村塾に移るまで一年半ばかり続けられた。
松蔭は安政5年、老中間部詮勝(まなべ あきかつ)の邀撃を企てたために、野山獄に再入獄前の約一ヶ月間再びここに幽囚される身となった。
萩市教育委員会