15.08.04 カテゴリー:21岐阜県
高須四兄弟を知る おおきなお世話プチ旅 2015.08.04 海津市
本日はちょっと遠出のご近所散歩。隣町の海津市に訪れました。
★道の駅「月見の里 南濃」
濃尾平野を見渡す「月見の森」のふもとの道の駅です。
そこで見つけたのが、
★高須四兄弟スタンプラリー
江戸時代、美濃高須藩と呼ばれていた海津市の
第10代藩主「松平義健」とその実子4兄弟のスタンプを
5か所で集めるというもの。
その七男には、幕末の京都守護職・戊辰戦争の悲劇の大名
「松平容保」の名が、
あの容保さんって、こんな近くが実家だったのか。
知らなかった。
★臥龍山行基寺
対向車が来たらアウトになる一車線の道を
慎重に登り切ったところの行基寺に着きました。
開山は約1300年前。
尾張藩二代藩主徳川光友公の次男である
松平義行公(徳川家康公の曾孫)が、
美濃高須藩の藩主となった時、
松平家の菩提寺として整備されたお寺らしい。
明治維新まで、庶民はお参りさえできなかったとのこと。
住職の奥様にスタンプを押していただき、
拝観料を納め、お屋敷と回廊式庭園を見学しました。
遠く、濃尾平野を見渡す絶景が広がる日本庭園。
美しいふすまに囲まれた、気品ある部屋。
当時はお殿様だけが入室を許されていたのです。
「知足の蹲踞」もありました。
★高須別院二恩寺
ここは、外壁の改装工事中でした。
住職さんも見当たらなかったので、
梵鐘だけ撮影させていただきました。
スタンプのおいてある
道の駅「クレール平田」
にもお邪魔してから、最後の訪問地にむかいます。
★海津市歴史民俗資料館
お城をかたどった市の資料館。
館内には、高須四兄弟の写真が飾られていました。
学芸員の方から、四兄弟のお話を
たくさん、お聞きすることができました。
兄弟は高須藩江戸屋敷で成長されたため、
実家である海津町では
ほとんど暮らされていなかったようですが、
幕末の尾張藩主・会津藩主・桑名藩主として
それぞれの運命を生きた四兄弟は、
明治になってやっと再会を果たすことが出来たそうです。
この写真はその時の記念写真だそうです。
とっても良い勉強をさせて頂いた上、
スタンプラリー踏破の記念品として
家紋の入ったキーホルダーを頂きました。
海津市の皆様、ありがとうございました。