15.09.28 カテゴリー:04宮城県
おおきなお世話旅 東北vol.2 宮城その3 2015.09.28(月)
大きなお世話旅、東北2宮城3をお届けします。
★仙台城跡
ウィキによると、仙台城は戊辰戦争においても城としての破壊を受けることが無く、江戸時代の何度かの火災にはその都度修復して、文明開化の明治の世を迎えたものの、軍の方針や火災、最後は第二次大戦の爆撃空襲により、往時の姿を留めるものが、無くなったようです。現在のシンボルはもちろん、政宗公の騎馬姿像です。
今回の訪問は午前を選びました。午前であれば、政宗公の像に光が当たり、その表情がしっかり読み取れるとの情報を事前に得ていたからです。どうでしょうか。
本丸跡の高台からの仙台市街です。好天に恵まれ、素晴らしい展望を堪能することが出来たタカヤマは幸せ者です。
土井晩翠さんの像の脇では、「荒城の月」が何度も流れていました。
明治時代に建てられた「昭忠碑」は東日本大震災で被災し、頭頂部にあった「とび」の像は無残にも真っ逆さまに崩れ落ちてしまったのだそうです。
同じ本丸跡にある、護国神社にお参りしてから、青葉城資料展示館で、学習し、本丸御殿を模型や復元CG映像で見ることが出来ました。
★伊豆沼
名前は伊豆でも静岡県ではありません。宮城県の登米市及び栗原市にまたがる沼です。
水鳥を食物連鎖の頂点とする湿地の生態系を守る為のラムサール条約に登録されている、渡り鳥の越冬地である「伊豆沼」にやってきた。のですが。
ここは夏には一面、蓮の花が咲き、遊覧船が出る「蓮祭り」が行われるものの、訪問した今日の様子は、「白鳥は北に去り」「蓮は花が咲き終わり」その上、月曜日で、伊豆沼を教えてくれる「サンクチュアリー淡水魚館」も休館。
これから行く栗駒山を望む湖面には、咲き終わった蓮の枯れた茎が無数に残り、夏の盛りはさぞ美しかったのだろうとの思いが募る訪問でした。
★栗駒山
栗駒山は宮城県の北部県境に位置する山
火山活動によって生まれた美しい山容であると聞いて、その展望台である「いわかがみ平」まで、相棒BRZに導かれてきました。
先ほどの伊豆沼は、訪問時期と月曜日にがっかりしましたが、この「栗駒山・いわかがみ平」訪問は、月曜日であることに感謝しました。
「いわかがみ平」到着まで、相棒BRZは先を行く車両に追いつくことがなかったのです。タカヤマが楽しいと思える、快適ペースで、順調に高度を稼ぎ、海抜1113mの「いわかがみ平」に到着しました。
そこから見下ろす街の様子は、快晴の日差しと相まって、最高のロケーションをタカヤマに与えてくれました。
また、見上げる「栗駒山」も赤く色づき、秋の装いに身をまとった、美しい姿を見せてくれました。
南の「七ケ宿ダム」から北の「栗駒山」まで、
宮城の北上はこれでいったん終了。明日は山形に入ります。