【国宝】「彦根城」彦根市 現存十二天守 おおきなお世話旅 滋賀県 2016.07.20
十二天守、滋賀県彦根市にやってきました。
★表御門跡
内堀にかかる橋から入場します。
橋の傍らには本日の
「ひこにゃん」のスケジュールが
城内に一日3回の登場。人気者です。
石段を、踏みしめながら、
暑さに耐えて上ります。
★天秤櫓
重要文化財「天秤櫓」にかかる
木橋を下から見上げます。
奥に続く「太鼓丸」から
「本丸」を守るための「天秤櫓」
二つの櫓が天秤棒でつながれた様に
建てられていることから
こう呼ばれているようです。
門をくぐり、「太鼓丸」側から見る
「天秤櫓」です。
内部も公開されていました。
櫓の中央の窓から、
先ほどの橋を見下ろせます。
★時報鐘
民に時を告げる鐘。
現在も城の係員の方が
定時に鳴らしているそうです。
★太鼓門と続櫓
本丸の表口を守る櫓門です。
ここをくぐるといよいよ「本丸」です。
★天守
見事な天守に遭遇します。
ひこにゃんの実物大写真が
可愛く出迎えてくれました。
白漆喰と屋根瓦のコントラストが美しいです。
最期の補修は平成8年に終了したそうです。
「威風堂々」と言った言葉が似合います。
三層構造の天守内部
傍らに、近江彦根藩主で
幕末の江戸幕府大老、
桜田門外で暗殺された
「井伊直弼」の像があります。
大老はお城の行く末を見守っていました。
内部は広く、隠し部屋なるものが
4か所設置されていました。
天守最上階からの眺めです。
琵琶湖が一望できます。
裏手となる西の丸から天守を見上げます。
西の丸のはずれで天守を守る
三重櫓と続櫓です。
この櫓の内部も公開されていました。
三重櫓の上部窓から見える天守です。
天皇巡行に随行した「大隈重信」が
天皇に保存を奉上したとする説。
天皇の従妹にあたる皇族からの奉上
とする説などがあるそうですが、
いずれにしても、明治天皇じきじきに
保存が許されていたなんて、
この城はとても幸運な運命にあるのだと、
タカヤマは感じました。