【重文】「丸岡城」坂井市丸岡町 現存十二天守 おおきなお世話旅 福井県 2016.11.26
現存12天守のおおきなお世話旅、11番目は福井県の丸岡城です。
天正4年(1576年)築城。現存天守の中でも最も古い建築様式だそうです。
400年余りの歴史に建つ天守。粗削りな石垣と建築様式が、歴史を語ります。
1612年に城主となった「本多成重」が幼少のころ、
父「本多重次」が成重(幼名「仙千代」)を戦地から思い、
妻にあてた日本一短い手紙
「一筆啓上一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」
にあやかった碑がありました。
天守に向かう石段には、一般から募集した
「一筆啓上賞」の作品がいくつも展示されていました。
石垣は自然石を加工せずに積み上げた隙間の多いもの、
「野面乱積み(のずらみだれづみ)」と言うのだそうな。
城内には、往時をしのぶミニチュアやパネル展示がありました。
城内の作り。
急な階段は一級品、これは、ほとんど「ハシゴ」です。
お決まりの天守からの展望。
何が、こんなに豊かな気持ちにさせてくれるのでしょうか?