【国宝】「犬山城」現存十二天守 おおきなお世話旅 愛知県 2016.12.11
現存十二天守をめぐる旅、
最後に訪れたのは、
これからもきっと何度も訪れる
郷土のお城「国宝犬山城」(白帝城)です。
紅葉も終盤、紅葉が彩鮮やかに、天守を飾ります。
自然石を積み上げた「野面積み」の石垣です。
築城は天文6年(1537年)500年近い年月をさかのぼります。
明治維新の廃城後、江戸時代の城主「成瀬氏」の所有時代に
「濃尾震災(1891年)」や「伊勢湾台風(1959年)」の被害により
解体修理工事が行われ、
現在の姿が残されているそうです。
平成の時代となり、個人の持ち物であった犬山城は
公益財団法人の所有となり、犬山市が管理を行っているそうです。
入城するタカヤマを出迎えるのは、
胸もつかえんばかりの急斜面の階段です。
階段を上ったところが1階。殿が控える「上段の間」に出迎えられます。
もう一段上った2階は「武具の間」、
さらに3階は「破風の間」
最上階の4階は「高欄の間」
周囲には「廻縁」がめぐり、
そこからの絶景は格別です。
皇族さまの御登閣の記録写真もありました。
こじんまりしたたたずまいが、
歴史と風格を漂わせています。
帰り道に「針綱神社」と
「三光稲荷神社」を参拝。今年一年の無病息災に感謝しました。
参道ではきっちり「俵屋さん」の「おこげ串」を頂きました。
来年も「おおきなお世話」をよろしくお願いします。