モノづくり愛知のリーダー企業を学ぶ「トヨタ産業技術記念館」 2017.05.19
お客様の病院移送業務を無事終え、名駅を経由しての帰り道です。
行かなきゃ!行かなきゃ!と思っていて、なかなか実現しなかった「トヨタ産業技術記念館」への訪問を果たしました。赤レンガが美しいその外観。旧豊田紡織本社工場跡の記念館です。
駐車場には、学校からの社会見学のバスが何台も駐車されていました。
正面のシンボルは「環状織機」。トヨタの創始者「豊田佐吉」さんが明治39年(1906年)に発明されたものだそうです。
最初のブースは「繊維機械館」
糸をつむぎ、布を織る紡織の技術を代表する機械たちが、
明治から現代に至り、実際に動く形で展示・実演されていました。
次のブースは「自動車館」
木造の学校教室を思わせる展示室に並べられていたのは、自動車製造創業期に「材料問題」を克服するために作られた「材料試験室」の復元ブース。
硬さ試験機
ねじり試験機など、実際に使われた試験機を見せていただきました。
再現された試作工場では、職人がA型自動車を手作りで作り上げていく工程がリアルに体感できました。
そして、最初の量産セダンAA型に始まり、
トヨタの代表車が並びます。
中でもおせっかいタカヤマがときめいたのが,このセリカ1600GT(ダルマセリカ)
ヘルパータカヤマが小学校3年生の時,初めて連れて行ってもらった「名古屋モーターショー」で見た、感動の車。
とにかく、美しいクルマでした。
そのほか、溶接・塗装・組み立てなど、ロボットと職人が連携しながら作業する工場の様子が体験できるブースが広がっていました。
明治から大正・昭和・平成。
愛知から日本そして世界の屋台骨を背負う大企業となった,わが郷土のトヨタグループ。
その偉大さを感じることのできる記念館でした。