17.07.27 カテゴリー:1 やってて良かった!おおきなお世話
命を守る方々との共同作業-介護タクシー、おせっかい夫婦の感涙!
本日のお客様は、大病院での入院加療を終えられて、めでたくご自宅に退院されるお客さまでした。
病院とご家族からの依頼内容は、ストレッチャーの利用、看護師の同乗による酸素吸入と痰の吸引管理です。
「揺れに対して過敏な病状。頭部への揺れ刺激は強い嘔吐を誘発する」との引継ぎ。
多くの病棟の看護スタッフ方々のお見送りを受け病院を出発。ブレーキ・アクセルを乗せる右足に全神経をそそぎ、ゆるやかな加減速と、おだやかなコーナリングを心掛け、道幅が広くなるとは、ハザードランプを点滅させ、後続車に進路を譲りながらの移動でした。
看護師としてお客様の隣に乗務した「おせっかいタカヤマ妻」も緊張の面持ち。お客様の娘さんには助手席に乗車していただき、おせっかい夫の運転と、おせっかい妻の看護を見守っていただきました。お客様は「お前を信頼するよ」と言わんばかりに、妻の手を握り返してくれたそうです。
容態に変化が起きることなく無事ご自宅に到着。そこでは、主治医の先生と訪問看護の看護師さん、ケアマネージャーさん、在宅医療機器のセールスマンの方など、4名のスタッフさんの出迎えを受けました。
ここからベルカ担架(布担架)を使用して、エレベーターの無い二階建のマンションのお部屋までタカヤマ夫婦が運びます。その担架の周囲に、自宅で出迎えた主治医を含む4人のスタッフさんと娘さんの協力を得、7名全員で、声を合わせ、お客様に振動が伝わらないようにゆっくりと慎重に運びます。おかげさまで、お客様の容態の変化をきたすことなくベッドまでの看護移送を終了することが出来ました。お客様は移送にまでご協力いただけた、やさしい主治医の診察を受けられました。
「命を守る」皆様方のご協力を通して、皆様方のやさしさと思いやりが、私たち夫婦に伝わってきました。
素敵な時間とお仕事をいただけたことに、心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。